広大な自然に恵まれた釧路湿原を有する釧路周辺では、ここでしか見られない様々な草花が可憐に咲き誇ります。足元の小さな花、枝に咲いている花に目を配らせれば、釧路観光が一層楽しくなりますよ。
ホザキシモツケ
Hozakishimotsuke
釧路湿原の初夏を告げるバラ科・シモツケ属の花。ピンク色の可愛い穂のような花が特徴で、釧路川沿線や釧路市動物園の北海道ゾーンでも見ることができます。
オオバナノエンレイソウ
Obananoenreisou
新緑の季節に咲くユリ科の花。その名の通り大きな白い花びらの延齢草で、花を咲かせるまでに10年以上の歳月を費やします。釧路市郊外の「武佐(むさ)の森」の群生が有名です。
ユキワリコザクラ
Yukiwarikozakura
5月~6月に咲くサクラソウの仲間。雪解けの釧路に遅めの春がやってくると、薄紫(ピンクもあり)の小さな花を球状に咲かせます。釧路湿原や霧多布湿原、海岸線などで見られます。
クシロハナシノブ
Kushirohanashinobu
6月~7月に咲くハナシノブ科の花。淡い薄紫の可憐な花の姿から「湿原の貴婦人」と呼ばれ、北海道東部の湿原のみ、釧路湿原や霧多布湿原に生育しています。
エゾクロユリ
Ezokuroyuri
初夏の頃に咲くユリ科の高山植物。ホラー映画のタイトルにも使われるクロユリですが、褐色の花びらが可愛いです。釧路湿原や一般家庭の庭先でも見られます。
ハマナス
Hamanasu
「知床旅情」の歌詞にも登場する北海道を代表するバラ科・バラ属の花。初夏から8月いっぱいまで、色鮮やかな赤い花(白い花もあり)が釧路周辺の海岸線を彩ります。
クシロヤエ
Kushiroyae
日本の桜前線の最後を飾る釧路で作り出された遅咲きのサクラ。バラ科に属する八重桜の一種で、ピンク色の豪華な花が釧路市内の公園などで見られます。
エゾエンゴサク
Ezoengosaku
雪どけ後の早春、4月~5月に咲くケシ科の多年草。青紫色の小さな花を房状に咲かせる可憐な姿が特徴的で、赤紫やピンク、白などの多様な色合いに変化します。
チシマアザミ
Chishimaazami
北海道に生育する大型のアザミ(別名エゾアザミ)。6月~9月の春採湖周辺などで、大きな蕾から紫色の花が開き、頭を下向きに咲かせる妖艶な姿が見られます。
In the vicinity of Kushiro with Kushiro Wetland blessed with vast nature, various flowers that can only be seen here are blooming pretty bloomingly. If you look at the small flowers at your feet, the flowers that are blooming on the branches, you will be able to enjoy Kushiro sightseeing even more.