釧路の街は昭和レトロの宝庫
Kushiro is a treasure trove of Showa Retro
釧路の街には、「昭和の忘れ物」のような建物や物がたくさん残っています。確か今の元号は、「平成」の次の「令和」だったはず。いったいここは、いつの時代なのでしょうか?これでもごく一部ですが、ちょっと可愛らしくてレトロな雰囲気が楽しめる、古くて新鮮な場所をまとめてみました。
美原ショッピングセンター
Mihara Shopping Center
昭和54年(1979年)、公営団地が建ち並ぶ美原地区にオープン。食料スーパーを中心に飲食店や衣料店、書店などの商店が15店舗ほど集まったオープンモール型のショッピングセンターです。まるでおもちゃの積み木のような四角い店舗が並ぶ様は、見ているだけでも楽しい気分になります。驚くべきことにほとんどのお店が今でも現役で営業しています。
なつかし館 蔵
Natsukasikan Kura
釧路駅構内や駅前を中心に店舗展開する「おやき」(本州では大判焼き)のお店。1人でも多くの子どもたちに昭和の資料を「残し」「教え」「伝え」ていきたいという店主の思いから、長年収集した貴重なコレクションを展示した独特な店づくりを行っています。特に材木町の私設博物館(写真・開館日不定期)は、なつかしいお宝が店の外まではみ出すほど充実しています。 http://kura946.jp/
赤レンガ倉庫
Red Brick Warehouse
釧路港近くの浪花町には、函館や横浜とはまた違った雰囲気の赤レンガ倉庫があります。こちらは昭和よりもさらに前、明治末期からの倉庫が建ち並び、代表的な「浪花町十六番倉庫」は、平成12年(2000年)~平成22年(2010年)までライブスペースとして活用されていました。
鉄北センター
Teppoku Center
釧路駅北口に古くからあるアーケードの飲み屋街。現在ほとんどのお店はシャッターが下りていますが、今だに現役で営業しているお店もあるディープな場所です。なつかしいレトロ看板を見るだけでも楽しめます。
北大通の路地裏
Kitaoodori back alley
釧路駅前のメインストリートである北大通を一歩入ると、今でもこんな光景を見ることができます。年季の入った建物と看板がいい味を出している自転車屋をはじめ、喫茶店や豆腐屋など、昭和のまんまの佇まいで営業しているお店を数多く見られます。
他にもノーベル乾電池の自動販売機とか、大量の「写ルンです」といった、なつかしの品々が店頭で見られる場所もあります。さらに、釧路には昭和レトロの雰囲気が漂う喫茶店が数多くありますが、それはまた別の機会に特集したいと思います。あなたも令和の釧路で、昭和にタイムスリップしてみませんか?
In the city of Kushiro, there are many buildings and things like "Showa's Lost Things". Certainly the current era should have been "Reiwa," which was the next year after "Heisei." What time is it here? This is just a small part, but I've put together an old and fresh place where you can enjoy a little cute and retro atmosphere.