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釧路湿原にそびえ立つ 岩保木水門(いわぼっきすいもん)

Iwabboki Sluice Gate in Kushiro

釧路駅から釧網本線の列車に乗って釧路湿原に入ると、特徴的な凹型の建造物が見えてきます。これは「岩保木水門」という釧路川を仕切る水門です。現在運用している凹型の大きな水門の側には、木造の古い水門も見られます。  

地名の「岩保木」はアイヌ語で山の下を意味する「イワ・ポキ」から

    岩保木水門は、1931年に新釧路川と釧路川(旧流路)の分岐点に作られました。釧路湿原から釧路港に流れる釧路川は度々あふれ、釧路市街地への洪水被害を防ぐため人工河川の新釧路川を開削し、旧流路をここで分けたのです。  

水門の手前にあるのは同時期に架けられた鳥通橋(とりとうしばし)

  最初に設置されたのが、上部が木造の旧水門。大きさは、高さ11.08メートル・幅18.98メートル・奥行5.64メートルです。完成から一度も開閉されず、現在は水門として使われていませんが、歴史的な建造物として残されています。古びたコンクリートの土台に木造校舎のような建屋が乗り、お城の門のような趣のある水門です。     旧水門の老朽化により、1990年に竣工されたのが遠くから見える凹型の新水門。コンクリート製の新水門の大きさは、7階建てのビルに相当する高さ23.8メートル・幅21メートル・奥行6メートルで、運用は無人で遠隔操作されているそうです。両水門とも中には入れませんが、周辺には車の駐車場や記念碑があり、外観を観光的に眺めることができます。  

釧路川のほとりから遠くの阿寒連峰まで見渡せるロケーション

  ここは釧路湿原のトリトウシ原野に位置するため、雄大な自然の真っただ中で湿原と水辺の景色を堪能できる場所です。夕日の名所でもあり、岩保木水門の建造物と釧路湿原の風景のコントラストはカメラマンたちに定評があります。あなたも釧路湿原の大自然を体感し、歴史的な建造物の風情を味わってみませんか?  
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